名古屋ウィメンズマラソン2021が、2021年3月14日(日)に開催されます。
【名古屋ウィメンズマラソン】
女性のみで行われ、一般市民も含めて開催される総計15,000人参加の市民マラソンですが、エリートの部では、オリンピック、世界陸上、、アジア協議会に向けた女子マラソンの日本代表選考会も兼ねています。
完走者には、50名から構成される笑顔の素敵なイケメン男性集団「おもてなしタキシード隊」からティファニー製のオリジナルペンダントが贈呈されます。
世界最大の女子マラソンとして認知されている名古屋ウィメンズマラソンです。
【参加資格】
①A、Bの条件を満たす女性競技者
A:2020年度日本陸上競技連盟登録競技者で大会当日に満19歳以上の競技者
B:2019年3月1日以降、申込み期日までに国内外の公認競技会で日本陸上競技連盟の登録者として下記の記録を出した競技者
マラソン:3時間00分00秒以内
30㎞:2時間02分00秒以内
ハーフマラソン:1時間20分00秒以内
20㎞:1時間15分00秒以内
10㎞:35分00秒以内
②日本陸上競技連盟が推薦する競技者
③日本陸上競技連盟が招待する国内競技者
※日本国内在住の日本陸上競技連盟登録競技者が対象
【日時】2021年3月14日(日)9時10分スタート
【コース】バンテリンドームナゴヤ発着
【招待選手】
⚫︎松田瑞生(ダイハツ) 自己ベスト 2時間21分47秒(20大阪国際女子1位)
⚫︎小原怜(天満屋) 自己ベスト 2時間23分20秒(16名古屋2位)
⚫︎佐藤早也伽(積水化学) 自己ベスト 2時間23分27秒(20名古屋5位)
⚫︎岩出玲亜(千葉陸協) 自己ベスト 2時間23分52秒(19名古屋5位)
⚫︎鈴木亜由子(日本郵政グループ) 自己ベスト 2時間28分32秒(18北海道1位)
招待選手の中のひとりに、鈴木亜由子選手がエントリーされました。
東京五輪代表の鈴木亜由子ら名古屋ウィメンズマラソン招待選手発表 https://t.co/oJELEhHgTK
— 陸上マニア (@rikujou_mania) February 18, 2021
>>名古屋ウィメンズマラソン
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そこでこの記事では、名古屋ウィメンズマラソン2021に招待選手として出場する鈴木亜由子選手に注目し、経歴、出身高校、結婚についてご紹介いたします。
鈴木亜由子選手の経歴・プロフィール
『得意淡然、失意泰然』…鈴木選手の座右の銘。pic.twitter.com/sOexSzL8sW
— 鈴木亜由子応援ページ (@Ayuko_ouennpage) February 22, 2021
■鈴木亜由子(すずき あゆこ)
生年月日:1991年10月08日
出身:愛知県豊橋市
身長:154cm 体重:38kg
大学:名古屋大学経済学部
高校:愛知県立時習館高等学校
中学校:豊橋市立豊城中学校
小学校:豊橋市立八町小学校
ニックネーム:あゆこ、あゆちゃん
座右の銘:得意淡然失意泰然
好きな色:赤
ご実家:お米屋さん
所属:日本郵政グループ
【自己ベスト】
1500m:4分18秒75
3000m:8分58秒08
5000m:15分08秒29
10000m:31分18秒16
ハーフマラソン:1時間7分55秒
マラソン:2時間28分32秒
■中学時代
2006年都道府県対抗女子駅伝の中学 区間の走り pic.twitter.com/CT2TtYl8p3
— 鈴木亜由子応援ページ (@Ayuko_ouennpage) November 20, 2020
中学校にはバスケットボール部に所属し、週末に陸上クラブに通っていた。
中学2年次(2005年)に全日本中学校陸上競技選手権大会で女子800mと1500mで優勝し、中学3年次でも1500mで優勝しました。
中学3年のとき第33回全日本中学校陸上競技選手権大会(2006年、香川県丸亀競技場)にて、レース前の姿 pic.twitter.com/GXSBommTjY
— 鈴木亜由子応援ページ (@Ayuko_ouennpage) February 2, 2021
また、全国都道府県太閤駅伝競走大会では、2006年、2007年と3区を走り、区間賞を獲得しました。
中学生の時からすでに同年代のトップクラスのランナーで、注目を集めていた鈴木選手です。
鈴木亜由子選手の高校・大学
中学時代から注目を集めていた鈴木選手は、愛知県豊橋市にある、愛知県立時習館高等学校(偏差値70)にという男女共学の公立高校に進学しました。
毎年東大に合格者を10名以上も輩出している進学校で、鈴木選手の学力がかなり高いものだったことが伺えます。
スポーツだけという考えはなく、ご自身の可能性を広げるためにも進学校である高校を選ばれたとのことですが、陸上部は県大会で上位にくる部活ということも鈴木選手にとっては良かったのではないでしょうか。
多角的な視野を持ちながら、行動に移すことができる鈴木選手の強みとも受け取れますよね!
高校入学から本格的に陸上に取り組むようになったものの、足の甲を疲労骨折で2度も手術を受けるなど、故障の影響もあり目立った成績は残すことができなかった高校時代ですが、高校3年次の全国高等学校総合体育大会(2009年)で、3000mで8位入賞を果たしました。
しかし、「このレースが人生で一番うれしかった」。こんな言葉を残されています。
鈴木選手にとっては、このレースは、「家族や先生の支えにがあったからこそ」と、とても印象に残っていると話されています。
ケガやリハビリ期間が長かったことで、中学時代からのプレッシャーから解放されたりリセットすることができ、本当に走ることの喜びを知ることができたと。
時習館高等学校の主な出身者は、平田満さん(俳優)、鈴木しおりさん(アナウンサー)、鈴木理香子さん(アナウンサー)など数多くの著名人がいらっしゃいます。
■名古屋大学時代
国立名古屋大学経済学部出身。高校卒業後に実業団に入る選手や、陸上の強豪である私立大学に推薦で入学する選手がほとんどのアスリートの世界で異色の経歴だ。pic.twitter.com/Ati4P2GcSr
— 鈴木亜由子応援ページ (@Ayuko_ouennpage) February 5, 2021
高校卒業後は愛知県の国立大学である名古屋大学経済学部(偏差値62.5)に進学。
進学校である時習館高校から難関国立大学に入学されましたが、選ばれた理由は、「可能性を広げたい」という思いと「男子選手と一緒に練習できる環境があったから」とのこと。
スポーツ以外にご自身の視野を広げるためにも学ぶことの重要性を感じた鈴木選手。
一人暮らしも開始し、自炊しバランスの良い食事を心がけることで競技力の向上に繋ぐことができたそうです。
名古屋大学陸上部を選ばれた理由には、鈴木選手の向上心と多角的な視野から物事を捉えることができる賢さが垣間見えます。
その結果、大学時代は目覚ましい成績を残されています。
【大学時代の成績】
・2010年世界ジュニア陸上競技選手権大会日本代表 5000m 5位
・2011年、2012年インカレ女子5000m連覇
・2013年第27回夏季ユニバーシアード日本代表10000m金メダル・5000m銀メダル
大学1年次から毎年素晴らしい結果を残し続けた鈴木選手です。
高校時代、故障で走ることが出来なかった辛い経験、時期を乗り越えて、見事に陸上界で再び活躍された裏側には、相当な努力や苦労もあったと想像できます。
鈴木選手は普段のトレーニングやレース中でも頭脳明晰な面を活かして取り組まれていたのでしょう。
名古屋大学の主な出身者は、益川敏英さん(ノーベル物理学賞受賞者)、小林誠さん(ノーベル物理学賞受賞者)、吉田康さん(ブルボン代表取締役社長)、豊田章一郎さん(経済団体連合会第8代会長・トヨタ自動車株式会社元社長)など、ノーベル賞受賞者や日本の経済界を支える方々をはじめそうそうたる卒業生を輩出している大学です。
ちなみに鈴木選手は、名古屋大学出身者の女性初のオリンピック選手です。
■日本郵政グループ
社会人チームでの練習風景。平日の週4回午前中は会社の仕事をした後、午後から練習に励んでいる。 pic.twitter.com/xqUyYiUmax
— 鈴木亜由子応援ページ (@Ayuko_ouennpage) September 21, 2020
実業団に加入後は、スピードを磨きトラック種目で好成績を毎年残し、リオオリンピック日本代表に選出されました。
2018年、初マラソンとなる真夏の北海道マラソンに出場し、初優勝を飾るなどマラソンでも結果を残した鈴木選手は、MGCでも2位となり、東京オリンピック代表の座も掴みました。
【日本郵政グループ加入後の主な成績】
2019年:MGC2位
2019年:日本選手権10000m2位
2018年:香川丸亀国際ハーフマラソン2位(日本人1位)
2018年:北海道マラソン2018優勝
2018年:日本選手権10000m2位
2017年:世界選手権5000m、10000m日本代表
2017年:日本選手権5000m2位、10000m2位
2016年:リオデジャネイロオリンピック日本代表5000m 10000m
2016年:日本選手権5000m2位、10,000m優勝
2015年:全日本実業団対抗陸上競技選手権10000m総合1位
2015年:世界選手権5000m日本代表
2015年:日本選手権5000m3位
2014年:全日本実業団対抗選手権5000m2位
2014年:国際千葉駅伝日本代表 2区 区間1位
2014年から日本郵政グループに所属していますが、毎年好成績を残されている鈴木選手は本当に力のある選手ということを認識させられますね!
鈴木亜由子選手の結婚
鈴木亜由子選手の現在の婚姻状況については不明です。
プライベートなSNSアカウントなども見受けられないことから、競技に集中されていると想像できます。
働きながら、ご多忙な時間をアスリートとしても有効に使いながらトレーニングに打ち込まれている可能性が高いですね!
文武両道アスリートとして、常に結果を残されている鈴木選手ですので、効率良い時間を過ごしていらっしゃるのでしょう。
ご結婚については分かり次第追記しますね!
まとめ
2021年3月14日(日)に名古屋ウィメンズマラソンが開催されます。招待選手として出場する鈴木亜由子選手に注目し、出身高校、大学、経歴、結婚についてご紹介いたしました。
■鈴木亜由子(すずき あゆこ)
生年月日:1991年10月08日
出身:愛知県豊橋市
身長:154cm 体重:38kg
大学:名古屋大学経済学部
高校:愛知県立時習館高等学校
中学校:豊橋市立豊城中学校
小学校:豊橋市立八町小学校
ニックネーム:あゆこ、あゆちゃん
座右の銘:得意淡然失意泰然
好きな色:赤
ご実家:お米屋さん
所属:日本郵政グループ
中学時代から全国大会での優勝経験を有し、高校は視野を広げるために進学校である時習館高等学校に入学、大学も国立大学である名古屋大学に進学したという異色とも言える経歴のランナーである鈴木選手。
現在は日本郵政グループに所属している鈴木選手は、2016年でリオデジャネイロオリンピックに出場し、苦い経験をした後、2018年から本格的にマラソンをスタートし、2度目の挑戦のMGCで2位になり、東京オリンピック内定を勝ち取るなどその活躍が注目を集めているランナーです。
現在ご結婚されているかどうかは不明ですが、常に多角的な視野から物事をとらえ、可能性や選択肢を広げる生き方をされてきた鈴木選手ですので今後も素晴らしい選択をされることは間違いないでしょう。
名古屋ウィメンズマラソンでの活躍も大変期待できますね!
新型コロナウイルス感染症の影響で沿道での応援には自粛要請される可能性もありますので、ご自宅でレースの模様を観戦してくださいね!
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